総会・4月講「江戸時代の評価~今なぜ江戸ブームなのか」

日 時:4月29日(祝・火)13:00~16:00
場 所:東京ウイメンズプラザ第二会議室A・BおよびZoom配信

    13:00~14:00 総 会「2024年度活動報告と決算、2025年度活動方針と予算、その他」

*総会欠席の場合:圓山代表理事へ委任状を送信して下さい*
参 考:総会における委任状の文面は「総会の議決につきましては、江戸連代表理事圓山稔氏に一任致します」となります。

    14:00~16:00 4月講「江戸時代の評価~今なぜ江戸ブームなのか」
        講 師:荒井孝昌 氏(江戸連会員)

講会費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円

※講の後に懇親会を開催予定です。詳細はあらためてお知らせします。

3月講「お花見」

日 時:3月26日(水)12時開始
場 所:小金井公園「桜の園」(場所は地図をご参照ください)
地図
<アクセス>
 ・JR東小金井駅 北口を出てロータリの向こう側2番乗り場 CoCo巡回バス
         1時間に2本-9分、29分、49分 小金井公園入口迄約5分
         公園正面口から桜の園まで徒歩約10分
 ・JR武蔵小金井駅 中央改札口三鷹方面出口を出て北側、ロータリの向こう側
         2番又は3番乗り場、いずれの行き先バスも小金井公園に行く
         本数多数。小金井公園西口迄約10分。バス停から桜の園は目の前
共 催:俳句連
会 費:会員2,000円-年度末(3月末締め)一括払い、非会員2,500円-当日現金払い
その他:酒・肴の持ち込み大歓迎!

2月講「江戸の食について」

日 時:2月15日(土)午後2時~4時
場 所:東京ウイメンズプラザ第一会議室B&オンライン(Zoom)配信
講 師:原田信男氏  史学博士(明治大学)
    主な著者:「江戸の料理史」1989年(中公新書)サントリー学芸賞受賞・
         「歴史のなかの米と肉」1993(平凡社選書)小泉八雲賞受賞・
         「江戸の食生活」岩波書店2003のち現代文庫・
         「和食と日本文化 日本料理の社会史」小学館2005・
         「和食の歴史」思文閣出版2016など多数
会 費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円

報告

 2月講は、史学博士(明治大学)の原田信男氏の「江戸の食について」で、参加者は現地25名、Zoom 15名でした。
 江戸の食に関することを様々な観点から学ぶことができた。江戸時代に入って社会が安定し、各地で新田が開発され、利根川東遷によってさらに水田が増加した。また、利根川東遷によって川の物流が整い、全国航路が成立したことにより、米だけではなくさまざまな物産が江戸に入るようになった。江戸は、武家や職人などの単身の男性が多く住むことから、手軽に食事ができる店や屋台がたくさんあった。男性向けの遊廓ができれば、食事を提供する料理茶屋も発展した。社会の安定は文化の発展をもたらし、芝居小屋で弁当を出す料理屋や芝居の後に食事をする居酒屋も繁昌した。文化が発展すれば食が豊かになり、食が豊かになればそれに関する書物が出版され、よい循環となった。本草学や醤油などの発酵調味料の話にもなり、今までの講で学んだ色々なことが思い出された。活発な質疑応答がなされ、連衆の興味はつきないことを実感することができた。

以上     文責:山本 秀美



1月講「小石川七福神巡り」

日 に ち:2025年1月4日(土)
集合時間:13時(午後1時)
集合場所:地下鉄後楽園駅(丸ノ内線)改札口付近
行  程:福禄寿(東京ドーム内)-毘沙門天(源覚寺)-大黒天(福聚院)-布袋尊(真珠院)-
     寿老人(宗慶寺)-女弁天(小石川パークタワー内)-男弁天(宗慶寺)-恵比寿(深光寺)
      距離約4km、2時間半~3時間
参 加 費:会員1,000円、非会員1,500円
新 年 会:15時30分~17時30分 築地日本海茗荷谷店 地下鉄茗荷谷駅地下 03-3945-6381
     会費一人5,000円(当日現金払い) 限定22名

報告

 1月講は小石川七福神巡りで、晴天に恵まれた街歩きとなり、外部の方も含めて19名が参加されました。地下鉄後楽園に時間通り集合。圓山代表理事の新年の挨拶の後、案内役の圓山、松本氏の先導により出発。①最初は、東京ドームの敷地内に鎮座する福禄寿。昔は小石川後楽園に祭られていたがお正月には後楽園が閉園することから移されました。②こんにゃく閻魔として知られる源覚寺の毘沙門天。③福聚院の大黒天は幼稚園の園庭を横切った本堂に。通常幼稚園の門扉は閉じられています。④真珠院の布袋尊は小さな木彫として本堂手前のお堂に祭られていますが、本堂下の通路を抜けると裏手が墓地になっており身の丈2m余りの布袋尊の石像があります。⑤宗慶寺の寿老人は学問に縁の深い当寺に新たに祭られました。⑥マンションの敷地内と思われる小さな祠が極楽水の弁財天。白蛇の七福神唯一の女性の神様。⑦徳雲寺の弁財天はとぐろを巻いた蛇ですが顔は男顔。⑧深光寺の恵比寿は重さ3t、高さ165cmの大きさ。ここには今年も有名になるであろう滝沢馬琴の墓があります。①~⑧八ケ所巡りました。弁財天に男顔があるとは。現代のLGBTを先取りしているのか?昔のほうが自由だったのか?寄り道しつつ全行程約8000歩以上、2時間半、無事七福神巡りを終える事ができまた。
 今回も渡辺さんによるZoomライブ配信を実施し、数人の方が参加「以前の講の逆回りの様なので当時を思い出しながら楽しんでいました」等の感想を頂きました。

以上     文責:小嶋 光



2024年12月講「江戸の芸能を楽しむ」

日 時:12月15日(日)13:30~16:30
場 所:新宿歴史博物館およびオンライン(Zoom)配信
予 定:13:30~14:00 語りと紙芝居「戦後80年、二度と戦争しない!」
      第一部 語り 「遥かなるナボイ劇場」    
      第二部 紙芝居 「父のかお、母のかお」「なまたまご」
        演者:寿々方 江戸連会員、江戸がたり家元
    14:00~14:30 落語「佃祭り」
        演者:花伝亭長太楼師匠 江戸連会員
    14:30~16:00 投扇興
        幹事:仲下、川越 江戸連会員
    16:00~16:30 落語「芝濱」
        演者:花伝亭長太楼師匠 江戸連会員
会 費:会場参加 会員1,000円 非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円 非会員1,000円
忘年会:17:30~19:30
場 所:「丸信」おでんと魚菜  新宿区四谷3-3-3 電話:03-6273-0199
会 費:一人5,000円(当日、現金払い)

報告

12月講は恒例の「江戸の芸能づくし」で参加者は現地26名、Zoom 4名でした。江戸がたり家元寿々方さんの「戦後80年、二度と戦争しない!」を命題に、語り「遥かなるナボイ劇場」紙芝居「父のかお、母のかお」「なまたまご」の2題。ナボイ劇場は大戦後、抑留された日本兵がウズベキスタンのオペラハウスを建設する話で迫力ある語り。紙芝居には昭和100年を感じました。落語はご存じ花伝亭長太楼師匠の「佃祭り」「芝浜」の2題。枕は綾小路きみまろも斯くやのシルバーギャグに大盛り上がり。佃祭りは<情けは人の為ならず>を少し滑稽に。芝浜は<これを聞かなければ年を越せない>と言う人もいる熱演。演目の幕間には江戸連会員による投扇興のデモンストレーションと初心者向けの講習も行われ、投げた扇子が落ちた時の蝶・枕・扇子の形(銘)に参加者の歓声が絶えませんでした。

以上     文責:小嶋 光